あらすじ
罪を犯した異母妹の代わりに牢獄に入れられたヴィオレッタ。長い囚人生活の末に大人になった彼女は、自分を虐げた実家から距離を取ろうとしていた。
「おまえは一生、わたくしの身代わりなのよ」
突如現れた妹カルロッタ。美しく成長した彼女は悪魔のように囁き、ヴィオレッタは自分の尊厳を守るため、実家のラヴァン家を没落させることを決意する。しかし、ラヴァン家は貴族の名家。ヴィオレッタでは歯が立たない。
そこで昔から知る死神《アンクー》と契約し、自分の魂を売った。
すべては、あの姉妹とあの家に復讐するために。
五年後。彼女は北の大公国にいた。君主の愛妾として――。
「今度は、私が、すべてを奪う」
復讐の幕が上がる。
以前に投稿していた「ファンタジア」の改稿版。以前のものは非公開といたしました。