あらすじ
人の尊厳を見失いやすい現代、そしてこれからの未来に。
もはや救う対象となる人もいない寒村の忘れられた地蔵が、自らの力を返上し、
限られた命で人々に名前という尊厳を思い出させる旅路。
わが子の名前に親の願いや祈りを込め、意味を持たせるというのは世界でも珍しい風習です。
祈りを込められた名前というのは、たとえ同姓同名の人物がいたとしても、他の誰でもない
わが子にだけ向けられた、複製不可能な個別の愛であり、祈りなのです。
その唯一性、祈りという無我の行為は、虚構に満ちたこの社会で、数少ない確からしい存在、
尊厳のよりどころたりうるのではないでしょうか。
以下、この小説に根差した哲学です。
(新哲学)『虚構の時代の「王」と、一番星のありか』|わたしの思考ログ(仮称)
https://note.com/happy_dahlia276/n/n299378a30351?sub_rt=share_pb
(新哲学)『葛藤のイデア論 原罪としての理性』|わたしの思考ログ(仮称)
https://note.com/happy_dahlia276/n/n23fbd41101a3?sub_rt=share_pb