あらすじ
要領が悪いというコンプレックスを抱えた中学二年生、樫井 美夕(かしい みゆ)は、高校受験の内申点を上げるため、夏休みに図書館で本の修理のボランティアをすることにした。ボランティアの新井さんたちと交流しながら徐々に本の良さを理解し、自分のコンプレックスに向き合えるようになる美夕。本の修理の奥深さとその技術に感嘆するが、図書館の本がボランティアによって修理されていることが広く知られていないことに、疑問を持つようになる。
また幼なじみの佐倉 リン(さくら りん)は勉強もピアノもできる、美夕の優秀な友達だ。けれど同じく夏休みに介護施設でボランティアを始めた頃から、元気がなくなってしまう。リンのことが気になりながらも本の修理ボランティアを続ける美夕だったが、学校で同じ美化委員会に所属する左右田(そうだ)先輩の妹、ノンが壊してしまった絵本が、修理に持ち込まれてくる。ノンは発達障がいを持っているが、美夕はそんな妹に優しく寄り添う左右田先輩の姿を見て、次第に憧れるようになっていく。
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