あらすじ
おれはまともじゃないから、まともじゃない世界でしか生きられない。
仕事は人魚の肉を喰って化け物になりかけてる奴らを運ぶこと。相棒になった運転手はきっとろくでもない男だけど、おれにとってはいいひとだ。
ひとつ嫌なことを終えたら、ひとつ楽しいことをする。
この男との約束だ。
七月が終わるまでに車は化け物の死体と夏の思い出を山ほど詰め込むことになるだろう。
朧さんの文披31題に参加します。原稿の息抜きに不定期更新の予定です。
わからなくても大丈夫ですがクトゥルフネタです。ブロマンスホラーかもしれない。
世界観は夜花火と蜘蛛と生首の旅と同じ。
クライムロードムービー大好き!
【登場人物】
夏魚:おれ。学校にも行っていないし、親もいないし、常識もない。助手席に座っている。
安居:年上の色が黒い男。人当たりはいいがろくでもない。運転席に座っている。
人魚:食べると不老不死になれたり、神に近い力を得られるが、人魚を喰った人間を喰うと化け物になる。
車:白いバン。暑い。埃くさい。