あらすじ
一目惚れだった。
ギターを抱え、歌い、叫ぶ彼の姿に、心を奪われた。
それが、京とのはじまり。
でも、彼には胸に深く癒えない傷があった――
彼は私を遠ざけた。私のことを大切に思ってくれていたから。
「恋人なら辛いことも、わけっこ」
涙の先で、彼の心に触れたとき、私は知った。
恋は、ただ甘くない。
ぶつかって、傷ついて、それでも大切な人の隣を願うこと。
サックスの道を歩んできた私が、4本の弦に託したのは、恋する勇気と、もう一度、ぶつかる勇気。
音楽と恋が重なって、心が強くなる。
これは、あなたの隣にいるための物語。