あらすじ
志佐響は、営業職として3年務めた会社でのパワハラや業績不振に疲れ果て、退職して田舎の祖父母が入院するために家の管理を任されて家庭の事情で小さい頃から住んでいた祖父母の家に戻る。
そこで飼っていた白黒の猫・タマと再会し、懐かしい家での静かな生活に少しずつ心が癒されていく。
しかし、祖父母の入院をきっかけに引き受けた家の管理は、突如として異変を見せる。
家ごと謎の異空間――ダンジョンに飲み込まれてしまったのだ。
しかも、タマは猫の姿から人型の猫獣人へと進化し、言葉を話すようになっていた。
響は戸惑いながらも、今の自分にできることはこの不思議な世界で生き延びることだけだと悟る。
日常の安らぎを求めながら、タマは響に番になろうと提案し、二人の絆はより深まっていく。
そんな中、響はタマが自身の目の前で倒したゴブリンを食料にしようとする彼女を必死に止めたり。
本能に忠実な彼女の愛情表現に戸惑ったり。
いつの間にか家の前に置かれる依頼書をこなしつつ、未知の世界の中で二人は戸惑いながらも、互いを支え合いながら生活していくドタバタファンタジー。