あらすじ
領都の衛兵隊分隊長として長年勤めてきたアイザック、通称アイクは、突如として解雇を告げられる。
新領主による組織の若返りと、家柄や出自を重視する新しい方針のため、年齢と貧民出身である彼には居場所がなくなったのだ。
失意の中、酒場で衛兵時代の仲間たちと酒を酌み交わすアイク。
皆がそれぞれの道を模索する中、アイクはふと、これまで耳にしてきた遠い土地の話に思いを馳せる。
衛兵として街しか知らなかった自分に、未知の世界を見てみたいという思いが芽生え、旅に出ることを決意する。
そして数日後、誰にも告げず街を出ようとしたアイクを待っていたのは、意外なほど多くの元同僚や街の人々の見送りだった。
多くの人に見送られながら、衛兵を解雇された男は、新しい自分を見つけるための旅路へと踏み出すーー。
これは、一人の男の新たな冒険譚の始まりである。