あらすじ

須藤幸太朗は、ちょっと外に出れば鳥糞爆撃を受け、歩道を歩けば狙いすましたかの様に車が突っ込んでくる、不幸体質の青年だ。 彼の不幸はその命が産まれた日より始まっており、両親からの虐待により、児童養護施設で過ごす事を余儀なくされていた。 十八歳を迎え、高校卒業と同時に施設を出た幸太朗は、やる気に満ち溢れがむしゃらに仕事をこなすも、不当な理由で解雇されてしまう。 不幸ながらも常にポジティブ思考であった幸太朗も、流石に心が折れ沈んでいると、目の前に眉目秀麗の男、空乃崇己(そらのたかみ)が突如現れ、奇妙な指輪を差し出した。 それは、今まで不幸続きだった者が溜め込んだ『幸福』を使う事ができる、『革命の指輪』。 その指輪は、死という全ての人間が100%迎える結末までの間、不平等を平等へと変えるシステムなのだという。 幸太朗は疑いつつもその指輪を使おうと試みるが、根っからのお人好しである彼は、様々な人々の人生に巻き込まれていく……。

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小説を読もう2025/06/30
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