あらすじ
綾波 綾愛(あやなみ あやめ)は代々霊媒師を生業とする家系で、古墳時代から続く一族であり、ギャルである。
川崎 咲菜(かわさき さきな)は代々魔女を生業とする家系でで、中世初期から続く一族であり、清楚女子である。
有馬 有吉(ありま ありよし)は数百年に一度生まれる超能力者であり、チャラ男である。
黒雨 黒乃(くろさめ くろの)はこの世界とは違う異世界を救い、神の褒美でこの時代に戻ってきた転生者である。
赤金 茜(あかがね あかね)はオカルトな事象に巻き込まれやすい超常現象遭遇体質である。
五人が集いし学校は偏差値は並であり、進学や就職に強いわけでも、弱いわけでもない、何もかもが真ん中の冴えない高校である。
だが、この五人だけは、どんなに底辺と言われている学校や超エリート高にはないものがあった。
それは、オカルトな日常を過ごしていることであった。
彼ら彼女らは、高校二年の四月一日〜高校三年の十二月三十一日をループしている。
ただし、一番最初のループする前の記憶が曖昧であったり全く覚えていなかったりする。
十数年かのループ後、次第に先の未来に進みたいと思い始める。
そんな時、茜だけが、黒乃以外のループ前の全員の記憶を持つこととなる。
それは、神々と呼ばれる存在が、存在の図書館から茜に与えたものであった。
そんな中、唯一、一部を除いたループ前の記憶を持っている黒乃が茜と仲間たちが未来へ進みたがっているのを知ると、神々と呼ばれるものたちの中にいる自分を異世界に送った神に相談をした時に、全ての真実が明かされる。
それは、この状況自体もループしていることであった。
彼ら彼女らが、全てを捨てて、自分を受け入れ転生することを選べば、ループが終わると言われるが、それにどう立ち向かうか、黒乃は一人考えるも答えは出ずに再びループを始めてしまう。
この無限のオカルトの輪から、抜け出すにはどうすればいいか? と再び神に相談したときであった。
運命の神(執筆者)と呼ばれる神と出会うというイレギュラーが発生した。
その時に、黒乃と茜は自分たちを代償にうまく行く未来を書き始めるが、それには永遠とも取れる時間を有した。
人という身ではとても耐えられぬ時間の流れの中で、次第に精神と心は擦り切れていき、またループを再開してしまう。
果たして、この終わりなき物語から、抜け出すことができるのか?
それとも、新たな未来の創造は成せるのか?
この先は、この存在する神々と言われる存在でもわからない。
全ての元凶の神が諦めない限り。