あらすじ
銃によって戦争が変わり、魔術の特権が揺らぎ始めた時代。
元帝国兵士・クランツァは帝国の裏切り者として追われ、隣国で静かに暮らしていた。
頭にあるのは一つの問い。
「なぜ生きなければならない」
母さんを撃って生き残った。あらゆる戦場で生き残った。
戦争病になっても、銃殺刑になっても、生き残った。そしてまだ生きている。
生きることは望んでいない。世界は何の意味もない、幻でしかないのだから。
ある日、偶然出会った魔女によってクランツァは永遠の命にされてしまう。
しかしクランツァは信じなかった。不死など存在しない。あらゆる戦争で死は絶対だったからだ。
世界は再びクランツァを戦争へ、最後の戦争へと導いていく。