あらすじ
人類が星々の海を征し、銀河帝国アルディアを築き上げた時、誰もが永遠の秩序を夢見た。だが巨大な帝国の繁栄は、腐敗と内部崩壊の影を孕んでいた。覇王ヴァルター・アルディアの死とともに、帝国は後継争いや貴族の野心、暴走するAIたちによって混乱の時代へと突入する。帝国の支配に抗い、自由交易と自治を掲げる星々が連携し、ノルディア同盟が誕生。さらに辺境で虐げられた民と義の武人たちが立ち上がり、レオンハルト自由宙域が形づくられてゆく。支配、自由、連帯。それぞれの理想のもと、三勢力は次第に力を蓄え、銀河は新たな三国時代の胎動を始める。これは後に「銀河三国志」と語られる星間戦記の、その黎明を描く物語である。星々の義と裏切り、夢と破滅の歴史が、今始まる。