あらすじ

父が再婚した。授かり婚だった。 十八歳の僕は少し驚いたが母が亡くなってもう八年も過ぎているし、 新しい家族が出来ることが嬉しかった。 一人っ子の僕に兄弟が出来ることがなにより嬉しかった。 生れたのは女の子。僕の妹だ。 可愛い。とても可愛い。名は星良(セイラ)となった。僕の意見が取り入れられた。 一歳で僕のことを「にいに」と読んでくれる。 何でもしてやりたくなる。 妹の話をすると彼女がシスコンと言って呆れるくらいに。 あの日僕は就活で内定を貰い、妹の誕生日と僕のお祝いでちょっと郊外で良いお店で外食する事になっていた。 僕は大学からまっすぐお店に行き三人を待った。 三十分待っても来ない。 来たのは家族が事故にあったという電話だった。 父も継母も…… 星良は僕の胸でずっと泣いていた。 僕は就職し、星良は保育園に よくお父さんと間違えられる。 今でも「にいに」と呼ぶ。 どんどん可愛くなる妹。 保育園で怪我をする星良。 血液型がAB型と判明する。父はO型だ。父の子ではない。僕の妹ではない? DNAの鑑定を頼む。妹は父の子供ではなかった。

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小説を読もう2025/06/29
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