あらすじ
2020年、突如として訪れた“マスクと自粛の世界”。
ふと、あの時のことを思い出して書いてみた。
人との接触が断たれ、生活が「家の中」に閉じ込められた私たちは、
日常の崩壊と向き合いながら、自分自身を保つための“セルフメンテナンス”を模索していった。
観葉植物やキャンドル、DIYや料理、そして静かな読書の時間。
さらに多くの人が熱中したライブ配信や推し活、画面越しのつながり。
その一つひとつが、不安と孤独のなかで心を支える手立てとなった。
だが、やがてその熱から距離をとる人も現れ始める。
夢中でいたものに少し疲れたとき、私たちは“続ける・手放す・再定義する”という
新たなケアの形に向き合っていった。