あらすじ
中学受験を控えた、葵と綾。
いつも明るくて元気な葵が、ある夏の日、突然立ち尽くした。
風が吹き、スカートがめくれる――
その瞬間、葵は「見られる怖さ」という、言葉にならない感情に出会った。
そして綾は、葵の心の奥にある“脆さ”に初めて触れた。
たった一瞬の出来事が、ふたりの距離を、少しだけ変えてゆく。
これは、そんな“最初の痛み”を描く、小さな、小さな物語。
少女たちの心の揺れを描いた、全4話の短編作品です。
※本作は『葵と綾、そして風』の改稿版(Rewrite Version)です。
※本作には、思春期の羞恥や戸惑いに関する描写が含まれますが、
あくまで心理描写を主軸としたものであり、性的な意図は一切ありません。