あらすじ

潮の香。 波の音。 冷たい空気。 「こ…ここは…?…っ」 気が付くと目の前には足元まで海が来ており、私は人ひとりがやっと座れる岩肌の上にいた。 「な、なぜ、こんなところに…っ!」 頭上から何かが聞こえた気がした。 見上げるとそこには夫の愛人が立っている。 彼女が私をここに? 私を殺すために……!? 「た、助けて! 誰かああああ! 助けてえええぇぇ!!」 助けを求める声を挙げても、波音に攫われてどこにも届かない。 水嵩がどんどん増し、容赦なく私を引きずり込もうとする。 「ジェニング……」 ザッッッパ―――ン 私を裏切った愛する人の名を出した瞬間、私の身体は大きな波に飲み込まれた。 ※他サイトにも公開しています。

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小説を読もう2025/06/25
  • 現在の作品今世では、もうあなたを愛することはない