あらすじ
《聖女》ルナリアを護衛する騎士レンは、国王の召集で王城へと向かった。だが、久しぶりの王城は異様な静寂に包まれ、不穏な気配が漂っていた。
不吉な予感を胸に謁見の間へと足を踏み入れたレンに、王は突然衝撃の言葉を告げた。
「《聖女》が裏切っている」
聖女は国を支える絶対的な存在。王の言葉に驚愕するレンは同時に、この招集が自らを嵌めるための罠であったことを悟った。
王国騎士たちの猛攻を退け、ルナリアのもとへと駆け付けたレンが見たのは、炎に包まれ崩れ落ちる教会と、血に塗れた無数の屍、そして絶望に打ち拉がれた少女の姿だった。
国に裏切られ、すべてを失ったレンとルナリア。二人は事件の真相を追い求め、過酷な逃避行の旅に出る。
これは裏切り者の烙印を押された《聖女》とその護衛騎士が、世界に隠された真実に辿り着くまでの物語――。
小説家になろう、カクヨムとの同時連載作品となります。