あらすじ
ーー少女は憧れる。熱気に包まれたライブステージに。
友人に連れられて初めて音楽フェス会場に赴いた霧雨三森は、会場を湧きあがらせていたとあるガールズロックバンドが発するロックンロールに、心身を震わせ衝撃という名の一目惚れをする。
やりたいことの一つや二つすらなかった少女の心が動き出し、いつか自分もバンドをやりたいと。フェスに出たいという夢を抱き、三年の月日が流れ少女は何も成し遂げられぬまま高校生に。
しかし観客が集まらない路地ライブやギター練習を重ねても知名度が上がらず、夢を諦めかけていた三森は、仕事を継いで欲しい両親の『二学期までにバンドを組み、ライブを成功させろ』という期限に追われる。
そんな窮地の中で彼女は一目惚れしたバンドメンバーの妹であり、内向的でいて力強いギターボーカルの北織六花との出会いを果たす。
だが六花が部長を努めていた軽音部は部員に裏切られる形で廃部。そこで三森は六花に再びロックの楽しさを共有し、一緒に夢を追う約束の元、再び軽音部を設立。
更には無事にベーシストとドラムも見つけ、念願のバンドを結成することとなる。
ーーこれは、バンドに憧れてロックの道に進む彼女の……同じバンドに憧れを持つ彼女たち四人の「ジーリオカンパネラ」が、小さな軽音部から始まり、音楽フェスで輝くまでの物語。