あらすじ
テレビからながれる煌びやかな世界。私もこんなふうになりたい!何年思っても色褪せない。入社5年。子供の頃から変わらない思い。
「あーあ。」
必死にアイドルになるため、お化粧や
洋服にお金をかけていた。もちろん今の部署も営業部署で、トークセンスもバッチリ。
あと一歩…
それが私には大きな壁だった。その勇気がなかった。
23になって仕事に慣れたせいか面倒ごとを押し付けられる。
うんざり。
…そろそろ帰ろ。残業が終えてもう夜の8時。
帰宅途中の電車の中スマホの画面を眺める。
みんなー行くよー!
煌びやかな衣装に包まれる若々しい肌。
かわいい。
そんな思いで全てが弾け飛ぶ。リズム、ダンス歌。体と心がその会場にいるかのように思える。
この舞台に立ちたかった…私も若かったら…
ふと次の動画を見ると広告が流れる。うっとうしい。
アイドルのオーデションの広告。つまらない…
今回のオーデションは14歳から23歳まで。
自薦他薦問いません。
…
…動画を見るのを即やめた。
私の1歩……私の1歩