あらすじ
中学の頃にデスボイスを披露して学校中の笑いものになった須賀雅貴(すが まさき)。高校に上がってもその噂は広がり、ぼっちな学生生活を送っていた。
親の都合で転校するも、中学の頃馬鹿にしていた主犯格の男子生徒の池谷真也と同じクラスになり、再び周りに言いふらされてぼっち生活を送ることになった。
その噂を聞きつけた少女、橘さくらによって雅貴は旧音楽室に連れ込まれた。
さくらは校内で誰もが知る高嶺の花、カーストの頂点に君臨する美少女だった。
そして校外では大手レーベルからオファーを受ける程の実力を持つガールズバンドのボーカルでもあった。
そんなさくらが雅貴に何の用か、それは――
「須賀君! 私とバンドしましょ!」
さくらはデスボイスを取り入れたジャンルをこよなく愛していた。自分の音楽に加えたいと思う程に。
雅貴もまた、青春をデスボイスに捧げた結果、プロの世界でも通用するレベルの実力を持っていた。
かくして、さくら率いるバンド、『sug@r spΩt』に加入した雅貴。
一方、「須賀がいけるなら俺も行けるっしょw」などと勘違いした池谷はさくらに擦り寄るのだが……
これは、互いに『好き』を通じて交わり合う青春ラブコメである。