あらすじ
政略結婚で辺境伯に嫁いだ伯爵令嬢のロザリア。
夫からは「都育ちの無能な女」と罵られ、使用人以下の扱いを受けていた。
耐えかねたロザリアが離縁を受け入れた途端、静かだったはずの辺境で凶悪な魔物が頻繁に出現するようになる。
皆は知らなかったのだ。
ロザリアが毎夜、密かに領地を囲む結界に魔力を注ぎ、民を守っていたことを。
彼女を失った領地は瞬く間に危機に瀕し、元夫は後悔の念に苛まれる。
一方、実家に戻ったロザリアの元に、彼女の類稀なる魔力と功績を知る竜騎士団の団長が訪れ、新たな未来を提示する。