あらすじ
国際的な諜報機関の中でも、最も「存在しない」ことを徹底された非合法暗殺組織。
その名は RAQ。命を再配置し、消すためだけに存在する冷酷な機関。
そこに“黒喪”と恐れられる殺し屋、男装の女・エル・ディアブロがいた。
感情を捨て、冷徹に任務を遂行する彼女のもとに配属されたのは、新人補佐官・カーディナル。
整った容姿と鋭い知性を備えた彼女は、実は女装した男だった。
互いの素性に気づきながらも、知らぬふりをする二人。
殺伐とした任務の中で、ふと垣間見える温度に、静かに揺らぐ“何か”があった──。