あらすじ
──給料日前の夜、冷蔵庫に残っていたのは、一本のスト〇ングゼロだった。
飲んだ。泣いた。天井を見つめて、こう思った。
「正義の味方って、今いくらかかるんだろう……」
金がない。夢もない。
でも──気づけば頭の中にひとりの男が立っていた。
そうだ、金がないなら、ないなりのヒーローを作ればいい。(酔っ払いテンション感)
てなわけで…今回は長編予定になるのでぇ…
簡単なあらすじ(酔っ払いテンション)をつけましたので…見てクレメンス(古の言葉感)
あらすじ
かつて、誰もが胸を躍らせた──「正義の味方」という存在。
だが、令和のヒーローには……予算が、ない。
スーツはリサイクル品。
変身ベルトは電池残量1%。
マシンはギア3段、ブレーキの鳴る“伝説の鉄機”(※ママチャリ)。
それでも、彼は走る。
名もなき街、名もなき人々の小さな笑顔を守るために。
財田省吾──通称・予算ナイダー。
バイトと借金の狭間に立つ、若き正義の申し子。
“かっこ悪さ”を引き受けて、彼は「ヒーロー」の名を背負った。
立ちはだかるのは、怪人たち。
そして、光熱費。罰金通知。家賃督促。
武器は竹刀。支援は“黒にんにく”。
頼れるのは、己の足と、スポンサー名を叫ぶ声だけ。
「名乗るしかねえな……正義の名のもとに!」
──乾いた変身音が響き、舞い散るのは再利用の紙吹雪。
輝くのは段ボール製の背景。だがその中心には、紛れもなく“ヒーロー”がいる。
たとえ一円たりとも残っていなくても、彼は叫ぶ。
予算が尽きようとも、心の“燃料”が尽きない限り。
──正義に、予算を。