あらすじ
マチェロフ王国の王太子妃・アナスタシアは、優しい夫セルゲイとともに政務にあたり、平和な日々を送っていた。しかし、突然現れた伝説の“聖女”を夫の側妃として娶ることになり、アナスタシアの日常は一変する。
無邪気で愛らしい聖女ソフィアに、夫や国王夫妻、王城の人々は心を奪われ、アナスタシアの居場所は徐々に失われていく。
追い詰められた彼女の前に現れたのは、貿易交渉のため王国を訪れたガーランド帝国の若き皇帝・キリルだった。
帝国へ帰国する前日、キリルはアナスタシアにささやいた──
「略奪、してあげましょうか?」