あらすじ
婚約破棄なんて小説の中だけ。
そんな事を考えていた主人公、アリアネ・フォースター侯爵令嬢だったが、参加していた卒業パーティの最中、婚約者であるレオポルト公爵令息に婚約破棄を叫ばれた。
毅然とレオポルトに言い返すアリアネ。周囲もアリアネの味方である事に、レオポルトは気が付かない。そして彼女は婚約白紙を陛下に奏上していた事も伝えた。
驚くレオポルトはなお言い訳を続ける。そして再度レオポルトが苛立ちからアリアネに声を荒げたその時。
彼女が反応する前にどこからか声が響いてーー。
「ああ、ちゃんと聞かせてもらったよ♪ ただ……君のみっともない姿は、『皆』が見ているけど大丈夫かい?」
その声は天井付近にある窓から聞こえる。そこにいたのは仮面の男だったーー。