あらすじ
「神々の星」と呼ばれ卓越した能力を持つ人々の星、リゼア系。彼らには自分たちの能力を生かした最適な社会を作るべく、よその星系の文明に干渉し、実験を行っていたという公表できない過去があった。その実験の成果をもとに作られた現在のリゼア系の社会は一風変わった王制を取っているものの、いまや銀河系の文明圏すべてをその傘下に収めるリゼア連合の盟主として隆盛を誇っていた。
一方、未知のウイルスにより人口の半分近くを失うというパンデミックの後、リゼア連合の支援によって再生した地球に、二人のリゼア系の王族が潜入調査をしていた。目的はここで行われていたはずのリゼア系の社会構築実験の内容を調査すること。だが潜入期間が満了する前に二人には帰還命令がくる。地球人の恋人と離れたくない親友のため、アルシノエは「王はわたしよ」と言う。