あらすじ

「——お姉ちゃんが、この学校にまだ“いる”の」 ミオはそう言った。 姉のハルカは一年前、失踪した。 最後に見たのは、学校の夜間補習のあと、自転車を引いて校門を出ていく姿。 けれどその後、彼女は戻ってこなかった。遺体も、手がかりも見つからず。 事件は迷宮入りしたまま。 そして今朝。 ミオの家に届いた、一通の消印のない封筒。中に入っていたのは—— 『校舎の鍵は、あの夜のまま。 わたしは、まだここにいる。』 ミオはそれを「姉の字だ」と言った。 だから今、彼女はユウトを連れて、夜の校舎に入っている。 目的はただ一つ。 姉を探し出すこと。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2025/06/22
  • 現在の作品夜の校舎の忘れもの