あらすじ
二輪最速を決める舞台MotoGP(世界GP)。シリーズで最も小さな排気量のマシンで争われるのがMotoMinimo(モトミニモ)クラスである。最高峰のMotoGPクラスとは圧倒的にパワーの小さなMotoミニモは、日本ではあまり知られていないが本番ヨーロッパでは高い人気を博していた。
限られたエンジンパワーでスピードを稼ぐために、自転車レースのように集団で風を避け合うチーム戦術が発展し、毎回高度な作戦と熾烈なバトルが繰り広げられ、他のクラスとは違う独特のレース展開がファンを掴んでいた。しかもライダーは、体重の軽い小柄な女性が中心だった。
そんなMotoミニモの世界をめざすGPアカデミー生の河合愛華は、怪我をしたレギュラーライダーの代役に急遽抜擢された。突然憧れの舞台に立った愛華は、GPの厳しさを思い知る。世界トップのライダーは、愛華の想像を超えていた。
現在のMotoミニモの形を作り、長くMotoミニモを引っ張る女王エレーナ。
誰もが見とれる容姿をもち、GP全クラスを通じて最も美しいライディングと言われるスターシア。
GP界のスーパースター、バレンティーナ。
中二病を患った天才シャルロッタ。
そんな凄すぎるライダーたちの中に、愛華は強い意志と決意を胸に怯むことなく挑んでいく。
過酷なレースを通じ、チームメイトやライバルたちを認め合い、信頼と友情を育て成長していくドラマ。
モータースポーツに興味ある人もない人も読んで欲しいです。第1話はこの世界の概要なので、忙しい方、レースに詳しくない方は第2話から読んでもらって構いません。気になったらあとで読んでください。