あらすじ
私、八木心春は、文芸部に入ってる中学一年生。
文芸部っていうのは自分たちで小説や詩を作る部活なんだけど、ある時部のみんなで怪談話を作って、それをうちの学校の七不思議にしようってことになったの。
私の幼なじみでオカルトマニアの蓮も誘って、みんなで作った怪談話。
だけど、作り話のはずの怪談が、なぜか次々と現実になっていく。
いったい、何がおきてるの!?
※毎日18時頃、一日につき二話ずつ更新する予定となっています。
登場人物
【八木心春】
文芸部の一年生。実は怖い話は少しだけ苦手。
【三ツ矢蓮】
心春の幼なじみの一年生。文芸部ではないが、オカルト好きという理由で怪談制作に誘われることに。
【速水清隆】
文芸部の三年生で部長。
穏やかな性格で、みんなのまとめ役。
【早乙女楓花】
文芸部の三年生で副部長。
美人で優しく、心春にとってはお姉さんみたいな人。
【双葉花音】
文芸部の二年生。
莉音とは双子で、「私の方が姉」と言っている。
【双葉莉音】
文芸部の二年生。
花音とは双子で、「俺の方が兄」と言っている。
《つばさ文庫用あらすじ》
(結末までのネタバレを含んでいます)
中学一年の八木心春は、所属している文芸部の活動で、自分たちの通っている学校にまつわる怪談を書くことになる。
そうしてできた怪談を集めて、この学校の七不思議として部誌に載せるというのが、今回の企画だった。
文芸部の部員の他に、心春の幼なじみでオカルトマニアの蓮を加えた六人が怖い話を書いていく。
七不思議の最後のひとつは、これを知ったら大変なことになるから封印されているという設定にし、部誌に載せる話は全て完成。
しかしその直後から、学校の中で、みんなが考えた怪談に似た奇妙な出来事が起き始める。
自分たちが作った怪談は全て作り話だから現実になるはずがない。
そう思うメンバーだが、そのうち二人が本当にそんなことが起こっているか確かめようとした結果、本当に怪異に遭遇し、ショックで寝込んでしまう。
それを聞いた他のメンバーはこれからどうするか話し合い、危険な目にあう可能性があるとわかりながらも、自分たちで七不思議のことを調べようと決意する。
七不思議のひとつに、異世界に行く方法というものがあり、それを試してみたところいつもの学校にそっくりだがどこかおかしいという奇妙な世界に行ってしまうメンバーたち。
その世界でさらに調査を続けたところ、一連の出来事の元凶は、かつてこの学校のある場所に建っていた御屋敷で行われた、百物語にあることを知る。
百物語を完成させることで青行燈という妖怪が現れ、青行燈には人の作った怪談を現実にする力がある。
青行燈は今もこの場所にいて、今度は七不思議で語られた怪談を現実にしていた。
真相を知った心春は、自分たちにとって都合のいい話を作り、それを現実にすることで青行燈を撃退するという方法を思いつく。
心春の機転により、消えていく青行燈。同時に今まで現実になっていた他の怪談も消え、学校に平和が戻るのだった。