あらすじ
西日本の広島湾に浮かぶ小さな島・宮島。
厳島神社で有名なこの島は、“神の島”とも呼ばれ、今も数々の伝説を抱えている。
宮島は、広島県が誇る人気の観光地だ。しかし、観光地としての賑わいの裏には、ガイドブックに載らない真偽不明の怪談話が眠っていると言われている。
それは地元の人たちの間で、密かに語り継がれてきた都市伝説。
深夜の商店街に現れる女の霊、海の中から聞こえる謎の声――。
「そんなの、ただの噂でしょ」
そう思っていた、理屈っぽくてちょっと冷めた女子高生・月乃紅葉。
けれどその夜、彼女は“その噂”の真実に足を踏み入れてしまう。