あらすじ
少女――ラスティ・ゼイルスはスラム街出身の騎士である。
幼い頃から喧嘩に明け暮れ、剣闘士になって百連勝をしたところで騎士にスカウトされるという異色の経歴を持っていた。
剣闘士時代は『闘犬姫』と呼ばれ、騎士になってからは『悪人狩り』の異名で呼ばれた彼女はある日、新たな任務を言い渡される。
それは――『フェルマートン王国』の第二王女、リリシエ・フェルマートンの部下になることだった。
リリシエは王女の身でありながら騎士になる道を選んだ少女であるが、はっきり言えば騎士になれるほどの実力はなく、いわゆる広告塔としての存在でしかない。
だが、王族である彼女を守る存在は必要で……?