あらすじ
ジャンクの丘で出会ったのは、
博士を失い、ホームレスになったポンコツAI《スイ》。
そして、不器用で優しい修理屋の青年《ロイ》。
だがこの出会いから、世界は少しずつ狂い始める。
◇掃除ひとつで町を破壊
◇屁理屈で論破される修理屋・ロイ
◇レモンが主食? それ、燃料じゃないの!?
そんなポンコツAIの、平和な日々の裏に隠された――
かつて世界を震わせた兵器《ジェムット》。
数万メートルの奈落に眠る《聖機体》たちの記憶。
そして、今も蠢く“銀色の機体生物”――。
渦巻く世界の中、一人の少年が…… ?
廃律の空で、名を、形を、声を…、暗星の胎に喰われていく。
名を失くした者は、秩序の旋律——
金の花、ラティリスに世界の残響を見る。
これは、コメディとレモンの皮をかぶった、虚像神話ファンタジーSF。
最後に立っているのは、ポンコツAIか、世界か。
笑いの果てで、あなたは何を流す?