あらすじ
「ごめん、別れてほしい」
誕生日の三日前、恋人の如月駿(きさらぎ しゅん)にそう告げられた、高校一年生の行野花菜(ゆきの はな)。
別れたい理由を言われず納得がいかない花菜は、もう一度話し合おうと、理由をつけて駿を呼び出す。
話し合い当日、駿の曖昧な態度に花菜が怒りを覚えた時、突然視界が紅く染まり、得体の知れない「何か」が目の前に現れた。
そして知ってしまう。
駿が「クルースニク(吸血鬼ハンター)」の血筋であること。
平凡な女の子だと思っていた自分が、最強の血液を持つ「ヘリオトロープ」と呼ばれる人間であることを。
普通の恋人同士として過ごしたいだけのに、なんでか吸血鬼と戦わなければならなくなった二人に忍び寄るのは――。
※セルフレイティングは必要ない程度と考えますが、出血描写を含むバトルシーンがあります。
小学校高学年以上の方が安心してお読みになれるような描写と、大人が楽しめるような物語作りを心がけています。