あらすじ
「ヒロインじゃなくても、誰かを救える。」
推しの死をきっかけに始まった死に戻りは、やがて“世界の命運”に連なる選択となった——。
地味で特別な力もない、アラフォーOLが、
15年間推し続けた乙女ゲーム『薔薇と鏡の王国』の世界に、名もなき脇役として転移する。
特別な力も美貌もない彼女に与えられたのは、“推しが死ぬと巻き戻る”謎のループ。
何度も死と絶望を繰り返すうち、気づいたのはこの世界がゲームでは語られなかった“深い闇”を抱えていること。
王家の腐敗、欺瞞に満ちた貴族社会、魂を喰らう祠の封印、そして幾重にも仕組まれた“運命の分岐点”。
何度倒れても、何度絶望しても、私は前を向く。
これは、名もなき一人の女性が、
愛する者を救いながら、何度も傷つき、迷い、
自分自身の弱さと向き合いながら成長していく物語。
そしてやがて、彼女は気づく——
この手で“世界の運命”すら塗り替えていけるのだと。