あらすじ
――この時代で、君と出会ってしまった。
不発弾の爆発に巻き込まれた高校生・早瀬光(はやせ ひかる)は、目覚めた先で思いがけない景色を目にする。
そこは、空襲の足音が迫る――昭和二十年の東京だった。
見知らぬ街で彷徨う光は、ひとりの少女・**上條桜(かみじょう さくら)**と巡り会う。
時代も価値観も違うふたりの出会いは最悪で、でもどこか、最初から決まっていたようにも思えた。
空襲警報が鳴り響く日常のなか、光は少しずつ自分の居場所を見つけていく。
未来から来た少年と、昭和二十年の今を生きる少女。
交わるはずのなかったふたりの時間が、やがて一つになったとき――