あらすじ
日々の生活に強い不満を感じているとある男性。
彼の楽しみは帰りにカフェに立ち寄り、そこの女性マスターと話すこと。
そんなある日。
自分と折り合いの悪い上司の愚痴を言う中で、ついもらした「死んでくれればいいのに……」
それを聞いた女性は、一枚の羊皮紙を差し出した。
「これにその方のお名前を。そうすればその人は死にます」
どこかで聞いたような話。
だが、女性は大真面目な表情で続ける。
「名前を書けば、その者はしに増す。ただし、一人名前を書くたびにお客様の寿命を半年頂きます」
荒唐無稽としかいえない女性の提案。
だが、男性の自制心は徐々に緩んで行った。
「初回は3ヶ月に致します。そこでお止めになれば寿命など誤差でございます」