あらすじ
ごく普通の高校生、俺の日常は、風呂場で出会った王冠の美少女によって終わりを告げた。
「貴様ッ、王族の入浴を覗くとは万死に値する!」
彼女の名はエレシア。異世界から来た、正真正銘の王女様らしい。
…らしい、というのは、彼女の言動があまりに突飛だからだ。この世界を満たす電気を「不快な“雷の気”」と呼び、俺のスマホを手に取っては「喋ったァァァ!! 小型精霊か!?」と叫んで投げつける。
トースターがパンを焼けば「雷を撃っていた!」と驚愕し、ドライヤーの音には絶叫して抱きついてくる始末。
そんな世間知らずな王女様が、帰るあてもなく俺の家に居候することになり……。
プライドは高いのにどこか抜けていて、目が離せない彼女に振り回されるうち、退屈だったはずの毎日が、少しずつ特別なものに変わっていくことに気づく。
これは、俺と“雷嫌い”の王女様が紡ぐ、一つ屋根の下の異文化交流ラブコメディ。