あらすじ
高校入学式の日。
壇上で新入生代表の挨拶をする彼女――白雪結月を見た瞬間、俺は思った。
完璧すぎて、絶対に関わることのない人だって。
だけど、まさかその日そんな彼女がフライパンを使いこなせずにテンパる姿を見るなんて、思ってなかった。
学校では“完璧美少女”として皆の憧れを一身に受ける白雪結月。
だけど、俺の前では――料理は壊滅、家事はドジっ子なポンコツ美少女。
「このことは、ナイショで……ね?」
人前では完璧超人を演じている高嶺の花の彼女が俺の前だけはポンコツになる。
そして俺、水城蒼は――そんな彼女を、ちょっとだけ支えるのが、……悪くないと思い始めた。