あらすじ

高校入学式で再会したのは、小学校時代の同級生・山田あかり。彼女は場面緘黙症という病気で、学校では一言も話すことができない。
小学生の頃、私はあかりのことをよく理解していなかった。いつも一人で本を読んでいて、先生からも特別扱いされているように見えていたから。するいとさえ思っていた。

はっきり言ってしまえば……妬んでいた。

でも高校生になって、あかりの本当の気持ちを知ることになる。彼女がどれほど話したいと思っているか、どれほど友達を欲しがっているか。そして私は、過去の自分と向き合わなければならなくなった。

声が出なくても、伝えたい気持ちはきっとある。
小学校では気づけなかった大切なことを、今度こそ学びたい。静かで温かな、私たちの友情の始まり。

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アルファポリス
アルファポリス2025/06/13
  • 現在の作品声が出せない彼女と、私が友達になるまでの話