あらすじ

目が覚めたら、知らない部屋にいた。 「記録者ナンバー1247」——壁に刻まれた文字。 そこは“記憶の残滓”が蠢く、異形の空間だった。 出口は見えるのに、たどり着けない。 かつての“僕たち”の影が声を発し、鍵が足りず、言葉が崩れる。 20の部屋を抜ければ帰れるというが、 手にしていたはずの「マスターキー」は、第1の空間で落としていた。 これは、記憶と空間に喰われる青年・悠の物語。 そして、読者である“あなた”に遺された、1247通目の手記。 ――忘れていたのは、本当に記憶か。それとも、自分自身か。

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カクヨム
カクヨム2025/06/10
  • 現在の作品記憶の残滓が蠢く部屋で、僕はまだ出られない