あらすじ

昭和54年、通天閣のお膝元、大阪・恵美須西。人情とソースの匂いが染みつくこの町に、一軒の不思議な駄菓子屋があった。その名も「まぼろし堂」。店主のフミばあと、番台でふてくされる三毛猫の源さんには、ある秘密があった。――それは、普通の人には見えない「あやかし」たちと、当たり前に暮らしていること。  タイショウ、ミウ、レンの子ども三人組にとって、店は最高の遊び場。そして、いたずら好きの河童や、物静かな一本だたらは、大切な「トモダ-チ」だった。  だが、時代の波は、この小さな聖域にも容赦なく押し寄せる。インベーダーゲームの電子音、そして町の再開発計画。あやかしたちの住処である廃工場が、取り壊されることになったのだ。 「おれたちのトモダチの家、絶対守ったる!」  大人には見えない世界の存亡をかけ、子どもたちとあやかしたちの、涙と笑いに満ちた「百鬼夜行」大作戦が、今、始まる!

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カクヨム
カクヨム2025/06/12
  • 現在の作品【ノスタルジック駄菓子屋短編小説】まぼろし堂、あやかし通りの帰り道