あらすじ
先の大戦の英雄的魔法使いゼブラ・ゴーシュは今、最前線という名の辺境の地で、のほほんと暮らしている。
そこに、王都の魔法学校からインターンで一人の少年がやってくる。彼の名は、ジュノ・ジャクセル。悪しき人狼の血をひきし心根の真っ直ぐな少年。
しかし、インターン先の砦はぼろく、英雄は冴えない中年男になっていた。
救いといえば、ジュノと歳が近い少女が住んでいたこと。少女の名はマールム。大戦中ゴーシュに拾われた戦災孤児だが、彼のことをお師匠様と呼んでいる。
ゼブラ・ゴーシュ。人類史上最大の撤退作戦と呼ばれた敗け戦で殿軍を務め、王を都に生還させた男。
ジュノは彼の伝説を信じ、ここまでやって来た。
今は見る影もない単なるスローライフおっさんと化したかつての最強魔道士に、それでもジュノは弟子入りを乞い、座り込みをする。
弟子を取る気のない最強おっさんと、弟子になりたい新米魔道士。
そんな二人を見守る養女のマールム。
そこに……ゴーシュへ挑戦する売り出し中の冒険者・アーガイルが現れて……
のんびりなようで、けっこう危険な最前線の擬似家族スローライフ。
はたしてジュノは最強おっさんの弟子になり、おかしな特訓の日々を乗り越えて、一人前の魔道士になれるのか?
(なろうでも連載中です)