あらすじ
九龍城砦(きゅうりゅうじょうさい)――通称、九龍(クーロン)。
史上類を見ない高層スラム街として君臨することになった九龍は、まさに無法地帯。
今日に至るまであらゆる闇も澱みも呑みこんで、混沌とした様相を見せていた。
そんな場所に住む怪絵描き(あやしえかき)、雲嵐(ウンラン)は絵筆を片手に九龍に潜む深淵へと踏み込んでいく。
九龍に潜む怪異を描く者と、彼を取り巻く人々。
歯医者の幼馴染、自警団の剣士、天華の異名を持つ娼婦に、堕ちた仙人こと堕仙。
彼らが織りなすは怪奇な日常の数々。
怪異は芸術だ。怪異ほどの美は存在しない。
描きたい。描く。描かせろ。お前の姿を、魂を。
これは九龍の怪奇な日常を描く、一人の青年を中心とした物語。
その一幕である。
※お話の都合上、流血描写等の残酷描写・同性愛描写・ブロマンス要素があります。苦手な方は閲覧をお控えください。
※アングラな世界観ですので、登場人物の中に法律・法令に反する行為を行う者が出てきます。これはフィクションです。決して真似しないでください。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※この作品はフィクションです。実在の人物、団体、その他諸々とは一切関係ありません。