あらすじ
アルフェリオン王国の第二王女リュシアナとして転生した少女は、目覚めた瞬間、すべてを忘れていた——前世も、この世界の記憶も。
高熱の後遺症で記憶を失う奇病〈カリエンテ病〉で寝込んでいたことから、失われた記憶は病のせいだとされた。
侍女ミサと、過保護なほどに献身的な護衛騎士カイル・ヴァレンティアに支えられながら、リュシアナは手がかりを求めて城下へ向かう。
そこで出会ったのは、不思議なタロットカード。 それを手にした瞬間、彼女は「自分が何者か」と、「近い未来を垣間見る力」を手に入れる。
リュシアナはタロットの力で人々を占い、王女としてではなく、一人の少女として人々に必要とされていく。
家族からの愛ゆえに巻き込まれる陰謀と脅威——迫られる選択の中で、彼女は未来を読み、運命を変えていく。
——これは、タロットが導く未来から、愛と共に“幸せを掴む”物語。