あらすじ

以下、電撃大賞応募用あらすじ(ネタバレ注意) 高校一年生の”寺島一樹”は、過去に両親の元を離れて、引き取られ先に越してきた過去を持つ。一樹を引き取ったのは、独身の男”寺島剛志”だった。 それから十年ほどが経ち、普通の高校生としての夏休みを過ごしていた。 剛志の結婚相手の”裕子さん”が、夕飯を作ってくれる毎日がある。友達も多くはないが居る。 そんなある日、その町のはずれにある向日葵畑で、同級生の”青八木”と会う。 その大人びた印象に普段、どこか近寄りがたい雰囲気を感じていた。だがそこから、少しずつ青八木と話す機会が増えていくことになる。 彼女はその向日葵畑が、お気に入りの場所だと言う。 しかしそんな彼女とは対照的に、仲のいい同級生たちは、この町よりもいくらか都会的な隣町へと、ことごとく流れていくのだった。 ジレンマを感じる彼女に一樹は、励まそうとするがうまくいかない。 だがある日、青八木はまるで、悩みを吹っ切ったかのように振る舞い始める。その表情に、嘘や虚勢はない。 それからさらに、一樹と青八木との距離は近づいて行った。そして気づかぬうちに、一樹は青八木に引かれていった。 季節は新学期へ。明るい性格になった青八木は、すぐにクラスの人気者となる。そして再び、距離が離れて行くのを一樹は感じるのだった。 一度は彼女へ自分の気持ちを伝えようとするが……。いずれ、一樹は自分の気持ちに蓋をして、青八木の存在を自分から遠ざけるようになる。それは昔の経験が残した、恐怖だった。 学年が上がり、再び夏がくる。 一樹は、奇妙な事態に巻き込まれる。町が一変してすべて、向日葵畑にのまれてしまったのだ。 そんな異様な光景を超えて一樹は、自分が生まれた隣町へと向かう。その道中で見るのは、自分の過去と重なる人間たちで。 それらの出会いのなかで、再び青八木へ気持ちを伝えたいと考える一樹。 そして広い広い向日葵畑へと戻り、その中を探し、たどり着く。 想いを伝えたい人の元へ__。

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カクヨム
カクヨム2024/07/08
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