あらすじ
※読んでくださってありがとうございます。
プロローグ〜第6話までは静かな地獄です。
でも、第7話から、主人公たちが“本気で生きようとする”物語が始まります。
「第7話から読んで、あとで最初に戻る」そんな読み方も大歓迎です。
黄泉 奏多(よみ かなた)は、生きることに疲れ、自ら命を絶った。
「死ねば、楽になれる」
そう信じていた彼が目を覚ましたのは、閻魔大王の前だった。
どれだけ善良に生きていようと、自殺は重大な罪。
――その一点だけで、彼の行き先は「地獄」と決まる。
そして始まったのは、終わらない苦しみの旅路。
最初に送り込まれたのは、《針山地獄》。
果てしない針の地面を、裸足で歩かされる拷問の世界。
休めば、鬼に殴られる。
叫んでも、誰も助けてくれない。
死ねないまま、魂を削られ続ける20年間。
ようやく針山を抜けた先、彼が見たのは――
さらなる地獄、《灼熱地獄》。
皮膚が焼け、肺が焦げ、希望が燃え尽きる世界だった。
> 「あれは終わりじゃなかった。ここが、本当の“地獄”だったんだ――」