あらすじ
小学6年生の女の子、美音子。
学校からの帰り道、縄文時代にまよいこんでしまう。
【以下、最後までのあらすじ】
小学6年生の女の子、美音子は勉強ができると思っていた。けれどもクラスメイトには嫌われている。
美音子は学校の帰り道、不思議な景色を見た。林が広がっていて、街の中ではない。その景色の中に転がりこんでしまう。
そこで出会ったのは姉弟、タァラとシトゥだった。自分の家もわからないので、姉弟についていく。ついた場所は竪穴住居。ここは縄文時代だった。
縄文人は美音子を不審に思っていたが、クシラのおかげで受け入れられた。帰る方法がわからない美音子はムラで暮らすことにしたけれど、トイレもない生活に驚いた。
夏、美音子はなにもできないことに気づく。食べられる草の見分けかた、草から糸を取ること、魚やウニを取ること。できなくてくやしくなり、できるようになりたいと思った。
秋、川と山の恵みをいただき、それをだいじにすることを知った。ドングリの利用はたいへんだったが、自分で食べられるようにするのはとてもやりがいがあった。
冬には鳥やイノシシを狩った。殺して羽をむしるのは抵抗があったが、現代でも誰かがやっているんだということに気づいた。
そして春。美音子はタァラの抜歯を見る。抜歯は大きくなったあかしだという。歯を抜くのは嫌だという気持ちと、なんで自分はやらなくていいんだろうという気持ちに美音子は困惑する。ムラの人は、美音子が森から来た子、神さまの遣わした人だからだと言う。美音子はムラの一員と思われていなかったことに気づき、悲しくてムラを飛び出してしまう。
林でころんだ美音子がいたのは、元の時代だった。家族と再会して、不思議に思いながらも、美音子はやっぱり家族のように思ってくれてたんじゃないかと考える。
校外学習で博物館に来て、縄文時代を思い出す。いじわるには負けないと決め、できなくても頑張っているクラスメイトとは協力することができるようになった。