あらすじ
「ラノベ作家になったら付き合ってもいいよ」
と美少女に言われたから、ぼくは作家を本気で目指すことになった。
高校一年生になるとバイトが始まるまでの数時間、小説を書く場所を確保するために部活を作った。
部活を作るためには自分を含めて5人の部員が必要だった。
1人目は同じ中学出身の宮崎いすず。色白でピンク髪の美少女。
中学2年生の時、小説を読んだ事もないぼくに本を貸してくれた初恋の女の子。
だけど先輩と付き合っていた事を知り、初恋は消えた。今では彼女が示した夢だけが残っている。
Sっ気のある小悪魔である。しかも面白い小説を書く才能まで持っている。
2人目は同じ中学出身の七瀬うさぎ。中学3年生の時に彼女はイジメられていた。
小説を書くための資料として、彼女をイジメから救った。
角のようなヘアピンを付けて、自分のことを魔神と言い出す女の子である。元イジメられっ子でトラウマを持っている。
そして3人目が伊賀京子。1つ年上の先輩。小学生のように背が小さいのに胸が大きい。
彼女は芸人である。だけど舞台に立ってもスベっていた。お笑いのことを一緒に勉強することになる。
4人目はダンボール職人の一条渚。ひたすらダンボールで工作をしている。元々は人を傷つけるのが大好きな女の子。
父親の暴力に怯え、母親は逃げた。
そして今ではイジメられたい願望を持っている。
そしてぼくを合わせた5人の部活だった。
突然、母が倒れた。
生活のため高校を辞めて働くことを決意する。
夢を諦めなければいけないと思った。
だけどぼくは書くことを諦められなかった。
世界一面白いモノを作りたいという衝動は呪いのようにぼくを離さない。
仲間との日々、家族との別れ、恋や痛みや失敗さえも、全て物語の材料になっていく。
小説がメインヒロインで、物語が恋人だった。
人生の全てを捧げても書くことを諦めない高校生の物語。
※本作にはいじめ問題も含みますが、解決と再生をテーマにしています。