あらすじ

二十一世紀、地域紛争で使用された各種のバイオ・ボムの影響は、生態系をパニックに陥れた。  そして、地球規模の地殻変動が世界の主要都市を壊滅に追い込んだ。  護ることの出来なかった女がいた。  少年の日の苦い思い出は、戒無(かいむ)の心に深い影を落とす。  雨の中で死んだ春美の忘れ形見、ニナを護るために戒無は過去を捨て、友を捨てる。  戒無と花狼(ファラン)、二人は、生きた兵器として、闘うためだけに遺伝子を書き換えられたピュア・チャイルドだった。  左手の甲に殺戮の龍の紋章を持つ二人は謀略の中で別れ別れになり、敵対する組織に与することとなる。  別れは、さだめを変え、友情は憎しみにすり替わる。  少女がいた。  世界最強の生物兵器だった。  少女の体には、致死性のウイルス、バビロン・クラックが植え付けられていた。  少女の血液から感染が広がると、モンゴロイド全てが死に絶えるという。  バビロン・クラックは、特定の人種だけに感染する指向性ウイルスだった。  謀略は、世界を支える三つの組織を巻き込んだ抗争へと発展する。  東亜細亜連合の後継者ニナは命を狙われ、戒無がそれを護る。  武装秘密結社、朱紅十字団(レッド・クロイツ)の次期総督候補、劉花狼(リウ・ファラン)はバビロン・クラックを追う。  そして……。

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カクヨム
カクヨム2025/06/25
  • 現在の作品黒の戦士と世界を救う双子の少女、銀の戦士と世界を滅ぼす生物兵器