あらすじ
王配であるフリードリヒは、あるとき海難事故に遭う。
その事故後、妻である女王により罪人の処刑に立ち会うよう命じられ、そこで女王に対する不敬罪という理由で火刑に処せられることになった金髪の女性を目撃し、貴族たちや群衆が楽しんでいるなか、刑の過酷さに耐えかねて彼はいつものように気を失ってしまう。
しかしその日以降、雨が降りそうな時や雨が降っている時に、処刑されたはずの女性が彼の元に現れるようになった。
彼女が現れる意味がわからず怯えるフリードリヒだが、その背景には、彼が忘れ去っていた残酷で恐ろしい愛と哀しみの真実が隠されていた。