あらすじ
珍しい赤い眼をして生まれたために、見た者を不幸にする邪眼だと嫌われて、忌みの塔に幽閉されて育った王女アドリアーナ。隣国の王子との縁組を機にようやく忌みの塔を出て、夢に見た宮殿で暮らし始めるが、邪眼がばれて婚約を破棄されてしまう。
失意の中、再び忌みの塔に戻ったアドリアーナのもとに、暗殺者が訪れて———。
一国の王女に生まれながらも、邪眼と忌み嫌われた少女が、自分の持つ可能性に気づき、運命を変えていく。
*作中登場人物のセリフ集*作品の雰囲気がわかるかも?
『この、邪眼! わたくしの方を見ないでちょうだい!』
「アドリアーナ殿との婚約は、破棄させていただく」
「わたくしは、恋なんて、もういいの」
『おまえは普通の平民にはなれないよ。ならば、おまえの特徴を活かして生きた方がよくはないかい?』
『そうだ。頑張れよ、レイヴン。ワタリガラスのように、暗闇の中でも光り、羽ばたけ。そうすれば、いつかおまえは自分がどこから来たのか、思い出すだろう』
※ヒーローが生きるために暗殺者となった設定なので、ちょっとダークな要素もありますが、それぞれの生きる世界ではみ出し者扱いをされているヒロインとヒーローが、それでも奮闘して幸せをつかんでいく物語です。
※全24話、約8万字
※ファンタジー要素あり(邪眼、異能、魔法)
※ハッピーエンド……なのですが、8万字までの字数制限のあるコンテスト「恋愛小説大賞」応募作品のため、物語の始まりの部分を描いた作品となります。